あいててよかった

あいててよかった

そういえば、そろそろ返却日じゃないかと思って数冊の本をリュックにつめて図書館へ行った。わが家から図書館まで徒歩にして15分ぐらいある。ちょっとした距離なのだ。

ところが行ってガッカリ。図書館は「館内整理日」でお休みだった。

図書館は、月に2度ぐらい「臨時の休館日」がある。だからまぁ、チェックしていかなかった自分が悪いのだけど、しょうがないところもある。

でも、この前は近所の小さなスーパーに餃子の皮を買いに走っていき、シャッターのおりた店先で呆然とした。

そういえば今日は水曜日……。定休日……。

最近、大手のチェーン系スーパーは休みなし営業が多いから「いつでもやってる」と思い込んでいたけれど、そうだった、このスーパーには定休日があったんだ。

駅前の大きな郵便局は土曜日にやっていたはず、と思って出かけたら、確かにやっていたが「午前中」で終わりだった。

出かけたのは2時すぎだ……。

最近、こんなことばかりが続いている。

些末な用事であるから生活上の大きな痛手ではないのだが、といってその日その時出かけたのにはそれなりの理由がある。

休みなりクローズしてるなりの店舗前で、思わず溜め息がもれる。

このごろはどんな店でも便利になって、定休日のないところも珍しくないばかりか24時間営業もよく見かける。だから出かける側も「あいていて当然」と思っているところがある。

なにもかもコンビニ仕様だ。

でも考えてみれば、昔は美容院といえば火曜定休で、スーパーは定休日が必ずあって、パン屋は朝早くからあいているが終わりが早く、6時7時をすぎたら文房具屋さんはもうしまっていた。

今はペン1本買うぐらいなら24時間まったく関係なく買うことができる。24時間年中無休の大手スーパーなど、夜中の12時でも刺身の盛り合わせと5キロの米が買えるのだ。

便利すぎて、私の「習慣」のネジが微妙に狂ってしまっている。

なんでも欲しいときにすぐ手に入るのが当たり前だと思ってしまっている。

正月元旦でさえ、今は多くの店が開いている。

参ったな。

シャッターのおりた店の前でたたずみながら、餃子をやめて、さてどうするかなと考えた。少し歩いて大手スーパーへ行くのが妥当なところだろうが、ま、たまには「餃子の皮を買い忘れててさ」と出前なんかとるのもおもしろいんじゃないかと思ったりもした。

ハプニングのすくないご時世になったのだ。小さな偶然を楽しもう。

食欲がない時

暑い夏は食欲を出すのに一苦労です。休日、ちょっと遅めのお昼になると夜ごはんがとても辛い行事になってしまいます。献立を考えるだけでお腹が一杯になりますね。

私も夫も食が細いほうなので、食べなきゃ食べないでいいかとなるのですが、それを続けてしまうと夏本番が来たときに一気にやられてしまいます。

ちょっとつらくても、食べないとだめなときがありますね。そんな時はカレーがすごい威力を発揮します。

辛さというのはなぜあんなにもそそられるものなのでしょうか。特にお腹がすいていなくても、ピリッとした香りがするとフラフラ~とつられてしまいます。

香辛料の力ですね。よく考えたら、暑い国は一年中暑いのですから、通年食欲対策をしなくてはいけないのです。まったり甘いものは食べにくいですね。

寒い地域では体を温めるために使われますね。香辛料はあんなに小さいのに、すごいパワーだなといつも思います。

その昔、シルクロードを通っていろんな香辛料が世界各地に運ばれていきました。現代にはないような代物もあったかもしれませんね。こしょうはお金と同価値だったそうです。

それぐらい貴重な存在だったというのも、現代の夏に生きてみればわかる気がします。こしょうはいつもお世話になっていますし、それ以外もそうですね。

カレーには香辛料が欠かせませんが、いつもルーを使うのでわからないだけで、結構な種類のものが使われていますよね。

先日、食欲がまったく沸かずにベッドで唸っていたところ、夫が色んな香辛料を使ってカレーを作ってくれました。結果だけいいますと、「よくわからないけど辛い」味(笑)

カレーで失敗するなんてそうそうないことですが、レシピを見て作りたくなったんだそうです。恐らくルーを作る時点でちょっと失敗したのかな、と思います。

それでも頑張って作ってくれたので、美味しいと言って食べましたが。辛さは天下一品でした。

これから夏本番にかけて、カレー以外の夏バテ対策料理も考えないといけないなと思っています。さすがに食べないでもいいか、とは言えない年齢になりました。

若ければ体力でなんとかなることも、ここのところ乗り切れなくなってきたなあと痛感しています。料理の腕をあげるチャンスでもあります。